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燻製やろう!
出典:Pixabay
キャンプやBBQで人気が高まってきている燻製。私も数年前からはまっています。やり始めたころはネットやHOWTO本でレシピを調べながらいろいろな燻製にチャレンジしてきました。大成功のメニューがあれば失敗かなーというレシピもありましたが、試行錯誤を繰り返した結果、間違いのない鉄板メニューが絞られてきたので今回はレシピをご紹介します!
燻製の基礎知識
燻製には温度によってタイプが分かれます。下記のように作れるものが異なります。
- 冷勲 あまり熱を加えず20度以下くらいで燻製する。ちょっと特殊な燻製器が必要で難しい。スモークサーモンとか作れます。
- 温燻 そこそこ熱を加えて冷燻と熱勲の間の温度で燻製する。ハムやベーコンが温勲で作られます。
- 熱燻 加熱しながら80度以上の温度で燻製する。初心者向け。たまごやスモークチーズなど。
一般的にBBQ等で作る場合は短時間で燻製が完成する3の熱勲が主流だと思います。今回は3の熱勲で作るおすすめレシピです。
燻製の必要な道具
スモーカー
燻製を行う箱です。市販のスモーカーを買うもよし、自作するもよし、段ボールで簡易的にやるもよし。段ボールでやる場合は組み立てた段ボールに長い木材を2本突き刺してその上に網を置くだけでOKです。
私は最初は段ボールからスタートしましたが全然うまく作れます。その後、頻繁に燻製を行うことから木材で自作しました。現在のスモーカーは2代目です。
スモークチップ(スモークウッド)
煙の発生源です。食材を煙でいぶすことで保存性を高めます。結果的に水分が抜けて食材のうまみが凝縮されるとともにチップの香りが食材に移ることで特有のおいしさとなります。チップやウッドにもいろいろな種類がありますが定番のさくらが使いやすくておすすめです。
またウッドのほうがお手軽ですが煙の量をコントロールしやすいチップを好んで使用しています。さらにピートと呼ばれるパウダーを添加すると一層香りがよくなるのでお勧めです。
燻製の手順
主に下記のような流れで行います。味付け、乾燥、冷却はレシピによっては不要です。
- 味付け(塩漬け、塩抜き)
- 乾燥
- 燻製
- 冷却
燻製のおすすめレシピ
燻製うずら
定番中の定番で、私が作るメニューの中でも一番人気です。簡単なのにそれっぽいので燻製やってる感がでます。だいたいの大人も子供も大好きです。友人のイタリア人も絶賛してました。
普通の卵でもできますがうずらの水煮を使えば殻をむく必要もないし小さいので食べたいだけ食べるのによいです。
準備する食材・道具
ウズラの卵の水煮缶:普通にスーパーで10個程度入った缶詰やパック詰めがあると思います。私は業務スーパーで業務用の200個くらい入ったものを使います。人数多いときはそれを2缶使います。
めんつゆ:お好みのめんつゆを。私はミツカンの追いがつおつゆ(濃縮タイプ)を愛用しています。
ジッパー付きの保存袋:少ないめんつゆで漬け込むのには保存袋が有効です。
レシピ
1.味付け(燻製前日)
- うずらの水を切って保存袋に入れる
- めんつゆを入れる(多少水で薄めてもよし)
- 空気を抜いてうずらがめんつゆに浸るようにする
- 冷蔵庫で一晩放置
2.燻製
- 網に並べて燻製する(1時間~3時間程度様子みながら)
- きつね色がついたら完成!
- 時間を置いたほうが煙のえぐみはとれるけど出来立ての温かいのもおいしい!
写真の左側は熱源の熱が上昇する気流にあたった卵たち。カリカリになってこれはこれでおいしい。右くらいがベストかな。
スモークチーズ
これも定番中の定番です。できたてのスモークチーズなんてなかなか食べる機会がないので非常にみんなに喜ばれます。トロトロチーズ、ビールにもワインにも最高にあいます。
準備する食材・道具
チーズ:お好みのチーズ。プロセスチーズでもカマンベールチーズでもOK。私はいつも雪印のファミリアチーズを使っています。コスパよし。
アルミホイル:チーズを熱勲すると溶けるケースがありますので下敷きに。
レシピ
1.味付け、下処理(やるなら燻製直前)
基本味付けは不要です。お好みで表面にブラックペッパーをまぶすと大人の味になります。ファミリアチーズを縦半分にカットして使います。
2.燻製
- アルミホイルの上にチーズを並べて燻製します(1~3時間くらい様子を見ながら。時間かけるほどにいい色になります)
- 表面がきつね色になったら完成!
- 時間を置いたほうが煙のえぐみはとれるけどこれも出来立てのトロトロがおいしい!
生ハムの燻製
これが意外なレシピですがみんながお酒を飲んでいるなら間違いなくうけます。うまみが凝縮された生ハムをさらに濃厚な味わいに変化させます。
いろいろ燻製した中でいい意味で裏切られたおすすめレシピです。というか燻製するだけなのでレシピですらありますが。
準備する食材・道具
生ハム:スーパーに売っているお好みの生ハムでOKです。1枚ずつはがしやすそうなものを選んでください。
以上!
レシピ
1.味つけ、下処理(燻製直前)
- 特にありません!簡単!
2.燻製
- パックから取り出して1枚ずつ網に並べてください。重ならないように丁寧にやるほどおいしくできます。
- 燻製!熱源に近ければ30分くらいで十分です。
- 時間を置いたほうが煙のえぐみはとれるけど出来立ての温かいのもおいしい!
まとめ
今回は私の燻製レシピの中でも超簡単で失敗なしの3つをご紹介しました。私が燻製をやるときはこれらの3種ははずれなしなので鉄板として毎回メニューに組み込みます。
これらに加えて新レシピを試しますが、鉄板3種を安パイとして確保しておくことで新メニューに果敢に挑戦できる感じです。
ぜひおすすめレシピをお試しください!またみなさんのおすすめあれば教えてくださいね!
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