こんにちは。
階段の転落防止実施していますか?
特にデザイン面でおしゃれなスケルトン階段を自宅に設置すると、隙間から子供が転落する恐れが高まります。我が家もデザイン的な好みからアイアン製のスケルトン階段を採用しましたが子供の転落が心配です。
我が家の階段がこちら。
手前にも横にも奥にも(踏板と踏板のあいだ)落ちることができてしまいます。
子供が自力で階段を上るようになってきたので転落防止ネットをオーダーしてDIYで取り付けを行いました。今回は転落防止ネットをオーダーする際の注意事項や取り付け時のコツをご紹介したいと思います。
目次
転落防止ネットをどこで買う?
まずどのように階段用ネットをオーダーするのか。どのお店が良いのか?私も初めてだったのでインターネットでオーダー販売しているショップをいろいろ調査しました。
最終的に私は友安製作所さんの窓際貴族ブランドのネットを購入しました。決め手は選び方から取り付け方までの丁寧な説明と何よりコスト面で最も安かったためです。
価格:6,193円 |
転落防止ネットのオーダー方法は?
まず設置する階段の寸法を測ります。メジャーで手すりの枠組みの寸法を測定していきます。階段手摺は平行四辺形なので各辺の長さ、つまり手すりの長さと高さの2つの寸法を確認します。
オーダー時の注意点は
- 取り付けたい寸法より小さめにする
- さらに若干短くしてワンランク下の価格帯を狙えるケースあり
- かがり用のロープが必要
です。順番に説明していきます。
取り付けたい寸法より小さめにする
ネットは取り付け時にテンションをかけると伸びます。その伸びしろを考慮してネットサイズをオーダーします。
オーダーした友安製作所のネットは伸びを3%で考慮すると良いとのことです。
例として3Mの長さであれば300㎜×0.97=291mmとなるので291㎜をオーダーすればよいことになります。
ワンランク下の価格帯を狙えるケースあり
ネットの価格の決め方として長さに範囲をもたせて段階的に価格アップする設定をしているケースがあります。
例として2mまでは1000円、3mまでは1500円、4mまでは2000円、のような価格設定の場合です。伸びを考慮した後の必要寸法が302㎜だった場合、価格帯の区切りとしては4mまでに分類されてしまいます。このようなときは300㎜をオーダーすることでコストを下げられます。
勝手に短くして大丈夫か?と心配になると思いますが、取り付けを体験した限り20㎜くらいまではテンションのかけ方とかがり方でどうにでもごまかせそうだなと思います。価格帯の境界に近い寸法の方はご一行を。
ちなみにわたしも本当の必要寸法より10㎜程度短くして2000円ほどコストダウンに成功しました。取り付けてみて全く問題なしです。
かがり用のロープが必要
ネットを階段の手すりに取り付けるためには取り付け用のロープが必要です。必要メートルに単価をかけて見積作成されます。注意点としては巻き付けながら取り付けるため、かがって取り付ける長さの3倍の長さが必要です。
取り付け寸法を計測した結果からかがる長さを計算します。不足するといけないのですこし余裕をもたせて発注しました。
我が家では階段手摺、階段底面(ステップ間の隙間からの転落防止)、かがり用ロープ10mで15000円程度でした。
転落防止ネットの取り付け方は?
オーダーして1週間程度で到着しました。注文したネットとかがり用のロープです。
仮付け
束ねられているロープを展開して階段の取り付け部にあてます。ロープを仮の固定具で手すりに止めます。今回はビニールひもを使いましたが結束バンドなんかを用意すると簡単に仮付けができると思います。
ビニールひもで仮付けした状態がこちら。
かがり用ロープで固定
かがり用のロープを取り付け長さの3倍程度でカットしておきます。一片の端から順に、かがり用ロープでネット端末を手すりに固定します。ネットの網目を1つ飛ばし2つ飛ばし位でロープを通していきます。当然ピッチをそろえたほうがきれいに仕上がります。
コツとしては3巻きしてゆるみをとって締め上げる、くらいのペースでテンションをかけていくときれいに張れました。途中で全体的なテンションのバランスを調整します。
固定し終わったのが下記の写真。
かがり用ロープの端末処理
かがり用ロープの端末の余分な長さをハサミでカットします。このときそのままだと端末から繊維がほぐれてきてしまいます。そこで端末をライター等であぶることで繊維が解けて端末が固まりほぐれを防止することができます。
あぶった直後はかなりロープが厚くなっているのでご注意を。わたしちょっとやけどしました…
転落防止ネットの取付完了状態
取り付け終わった階段がこちら。(手すり側のみ完了しており底面側は未設置のタイミングです)
それなりにきれいに張れたと思います。所要時間は2時間程度でした。
注意点として指先が結構痛くなるので、軍手等したほうが良いかもしれません。乾燥していたせいもあり私の指先はひび割れしました。痛い。
まとめ
子供の安全を考えると転落防止の対策はぜひ実施したいところ。インターネット通販でサイズオーダーしてDIYで取り付ければコストも抑えられます。
子供が階段を上る際にはまだまだ大人がついていなければいけませんが、転落防止ネットがついていると一緒に上るにしても安心感がかなり上昇します。
お子様の安全のためにも防止対策がんばって進めていきましょう。以上、転落防止手ネットの取り付け紹介でした。
価格:6,193円 |
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