こどもが1歳くらいになり歩き始める頃、低めの段差はすぐに上りたがるようになります。
そしてそんな上りたがり期に親が手を焼くのが階段です。
階段を上らせないようにガードするのも骨が折れますよね。
階段の両脇にしっかり壁があれば市販のベビーゲートを取り付けられますが
鉄骨階段や特殊な階段を使用していると簡単には市販品は取りつきません。
そこで今回は鉄骨階段にDIYでベビーゲートを取り付けます。
目次
鉄骨階段にベビーゲートをDIYで取り付ける方法
取付先について
こちらが我が家の鉄骨階段です。
2階側は壁を利用して市販のベビーゲートを取り付けていますが
1階には壁がないため市販品は簡単には取り付けられません。
やはりDIYで取り付けるしかなさそうです。
材料準備
まずは木材をカットしていきます。
今回は主に30㎜x30㎜の角材を使用します。
階段の実測結果より部材の長さを決めてカットしていきます。
階段へのベースアーム部取付
鉄骨階段に取り付ける際の一番の工夫ポイントがこちら。
サイドの鉄骨フレームを挟み込む形で木材2本をボルトで取り付けます。
上段の木材は長く、下段の木材は上段に揃う長さとします。
これにより階段脇に壁が無くてもゲートを取り付けられるようになります。
開閉ドア部分取付
L字型に組んだ扉部分を取り付けます。
根元のヒンジ部分はアルミパイプをカットしてベースに通し、そこにドア部分をパイプに通すことで開閉できるようにしています。
またドア先端は大人の腰あたりまでの高さの木材を立てて、上端にロックを取り付けることでかがむことなく楽にロック操作ができるようにしています。
ロック部分はL字の金具を鉄骨フレームにひっかける構造としていて、裏側の開いたを回転させることで1歳児にアンロックさせないようにしています。
効果について
1歳の次男はなかなか簡単に上ることができないので意図通り侵入を許しておりません。
一方で4歳になる長男は簡単に乗り越えていきます。
また大人も跨いで超えられる高さとしたので普段はドアを上げずに跨いで上を超えていきます。
煩わしさは感じません。
階段裏側からの侵入
設置してしばらくすると、超えられないはずの次男がなぜかゲート内にいます。
実は階段の1段目踏み板の下のスペースからハイハイで潜り抜けたのです。
ここを完全にふさぐとルンバが入れなくなるので100㎜弱の高さを残して枠を付け足すことで次男の侵入に対抗します。
まとめ
今回は市販ベビーゲートの取り付けが難しい鉄骨階段に対してベビーゲートをDIY取付してみました。
お子さんの安全を考えると是非ベビーゲートを取り付けたいところ。
ご参考になれば幸いです。